返済が滞っている借金を整理し、現実的な返済計画を立てるために役立つ、任意整理。
裁判所の介在しない債務整理法であるため、手続きが簡単で周囲に知れ渡りにくい、というメリットもあります。
しかし、不明点が全くないというわけではありません。
このページでは「任意整理の過去が、就職に影響を及ぼしたりする?」…など、任意整理に関する不安について調査しています。
任意整理はデメリットの少ない債務整理の方法ではありますが、「信用情報機関(ブラックリスト)」に登録されます。
とはいえ、たとえ債務整理をしなくても、借金の返済が滞ればブラックリストに登録されることとなります。
ブラックリストに登録されることを憂うよりは、早めに債務整理を行ったほうが得策です。
なお、ブラックリストに登録される期間等は法律の定めはありません。
可能です。
口座の開設には、身分証明書や個人の基本情報を記入する書類の提出が必要とされているだけです。
「金融事故が理由で開設ができない」というケースは、ほぼないと思われます。
任意整理も債務整理のひとつなので、ブラックリストには掲載されます(信用情報機関に登録される)。
このためクレジットカード作成や各種ローン申請は、数年間できなくなります。
すでに車のローンを支払い中という場合は、任意整理の対象先から外すことで、
車を手放さずに済みます(その代わり、もともとの条件でローンを支払い続けなくてはなりません)。
例えリースの申し込みであっても、信用情報は照会されることと思います。
このため、任意整理後の数年間は、車のリース契約を締結することが難しくなってしまうでしょう。
車のローンの箇所でも記しましたが、任意整理も債務整理のひとつなので、
ブラックリストには掲載されます(信用情報機関に登録される)。
このためクレジットカード作成やローン申請は、数年間できなくなります。
なおすでに使用しているクレジットカードが利用停止になるか否かは、各社の判断によるようです。
任意整理を行うと信用情報機関に登録はされてしまいます。
しかし、裁判所の介在しない債務整理法であるため、職業制限はありません。
自分から進んで任意整理の過去を口にしない限りは、公務員試験などにも影響はないでしょう。
1968年、地元名古屋生まれ。愛知県弁護士会所属。企業から個人の法律相談まで、①親切・丁寧、②迅速、③適切・適正をモットーに幅広く対応。任意整理、個人再生、過払い金返還請求など債務整理に関して幅広く対応しており、難しいケースでも最適な方法で解決に導いてくれると評判です。面談・相談は、何度でも無料。どんな借金の悩みも気軽に相談できます。
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