このページでは、債務整理の相談先について調査しています。
借金が生活費を圧迫し、その返済のため新たな借金をする状況は、悪循環でしかありません。
特に利息を多く払っている場合「借金が一向に減らない、むしろ増えていく」という状況に陥ることも…。
債務整理を検討するタイミングと言えるでしょう。
「でも、どこに相談すれば?」と悩んでいる人は、以下を参考にしてください。
「借金問題に関して、誰にも相談できない」という人のために、電話応対を行っているのが国民生活センターです。
自身の状況を第三者に相談することで、前向きな気持ちを取り戻せるでしょう。
また借金やその返済に関する基礎知識を、授けてくれます。
とは言え、国民生活センターが直接債権者と交渉してくれるわけではありません。
債務整理を担当してくれるのは弁護士、または司法書士です。
債務整理を行えるのは弁護士、または司法書士だけです。
近年、債務整理に力を入れている弁護士/司法書士事務所は数多いため「一体どちらに依頼すれば?」と悩んでしまう人も多いでしょう。
■弁護士…
法律、訴訟の専門家。
依頼者の代理人として債権者との交渉が可能。
■司法書士…
不動産や会社の登記に関する専門家。
依頼者の代理人として債権者との交渉が可能なのは、
「簡裁訴訟代理能力認定考査」に合格して法務大臣の認定を受けた司法書士のみ。
また借金の総額が140万円を超えている場合は、対応できない。
上記を見てもわかるように、債務整理の依頼先としておすすめなのは、弁護士の方と言えそうです。
借金の返済に追われている人は「借りた自分が悪いのだから、何とか返さなければならない」と焦り、
債権者に言いなりになってしまいます。
しかし、多くの金融業者は必要以上の利息を付けていることが多く、
弁護士による債務整理の結果、過払い金が計上されると、以降の支払い額を引き下げざるを得なくなっています。
こうした調査や交渉は、プロの弁護士だからこそできること。
素人が自力で同様の作業を行ったとしても、債権者は耳を傾けてくれないでしょう。
このように弁護士に相談することで、現実的に支払い可能な金額での返済を、建設的に計画することが可能となります。
債務整理というのは、自己破産や民事再生、特定調停、任意整理などの借金整理方法の総称です。ですので、自分の借入残高や借入先の数、家計の状態、収入状況によって適している方法で行う必要があります。
借金をまるまるなくしたい場合は自己破産をするのが近道ですが、自己破産をすると社会的信用がなくなるなどのリスクがあります。こういったリスクを踏まえて債務整理を行わなくてはいけないので、どのような方法がベストなのかを相談しましょう。
消費者金融からの借入がある場合、過払い金が発生している可能性があります。複数の消費者金融から長期間借入をしているのであれば、まずは過払い金があるかを調べてもらいましょう。
過払い金があれば、それまでに過剰払いになっていた分を返済に当てることで債務整理を回避出来るかもしれません。
債務整理をする場合は、過払い金の運用は自分で決めることはできないかもしれませんが、いずれにしても自分のお金ですから確認しましょう。
弁護士に債務整理の相談をするときには、自分の財産も報告しなくてはいけません。
任意整理であれば財産は関係ないのですが、自己破産や個人再生などの方法で債務整理をする場合は、財産の額によって整理後の返済額が変わりますし、債務整理自体ができないこともあります。
20万円以上の価値があるものは財産とみなされるので、例えばある程度の車を所有している場合は財産があることになります。
そのほか、自分名義の土地や家などがある場合、債務整理の方法次第で競売になってしまう可能性もあるので事前に相談しておきましょう。
1968年、地元名古屋生まれ。愛知県弁護士会所属。企業から個人の法律相談まで、①親切・丁寧、②迅速、③適切・適正をモットーに幅広く対応。任意整理、個人再生、過払い金返還請求など債務整理に関して幅広く対応しており、難しいケースでも最適な方法で解決に導いてくれると評判です。面談・相談は、何度でも無料。どんな借金の悩みも気軽に相談できます。
このサイトの監修アーク法律事務所